私たちにとってペットとは?

ペットにはちゃんと命というものがあります。心もあります。叱られたら落ち込むし、怒ったりもする。
飼い主がいなくなったら不安にもなるし、ほめてあげたら喜ぶ。愛情をそそぐことによってペットは
ご主人という存在を大きくふくらませる。そしてそのペットとご主人の間にできるものが「絆」です。
ペットと一緒にいるからこそできるもの。それが絆です。
ペットはいつか死にます。パルもいつか死ぬときがきます。そして私たちはペットがいつか死ぬこと
を知っています。だからこそ、その限られた時間の中で、私たちはよりペットを大事にし、愛情を
たっぷりそそいで育てます。

考えてみてください。例えばロボペットのアイボ。アイボは本来の犬のしぐさや感情が表現できる
ように工夫されていて、今でもとても人気があるロボットです。もちろんロボットだから死なないし、
気に入らなかったら何度でもリセットボタンをおして最初からやり直すことができます。しかし
こんなことを何度もやってもあきるのではないでしょうか?本当のペットの場合、いつかは死ぬし
もうやり直すことはできません。つまりそのペットと一緒にいられる限られた時間は一度しかないのです。

そしてペットが死んだとき私たちは学ぶのです。それは命の大切さです。またペットと共に
暮らしてきた思い出は数え切れないほどの大切な宝物。ペットは私たちにそのことを教えてくれます。
つまり、逆にペットは私たちを育ててくれると私は思うのです。ペットという存在があるからこそ、私たち
はペットからたくさんの思い出をもらい、たくさんのことを学ぶのです。きっと私もパルが死んでしまった時
パルからなにかをを学ぶでしょう。

パルももう老犬時代に入ったので(8歳なので・・)少しそのときのことを考え込むようになってしまうのも
多少あります。でもパルがいつか死ぬとわかっているからこそ私はその限られた時間のなか、パルに
愛情たっぷりそそいであげられるのです。これからもパルが健康に長生きできるようにパルを大切
にしていきたいと思います。

私たちにとってペットとは何なのか。
それはかけがえのないパートナーだと私は思います・・☆